ロードバイクを初心者が買う場合、性能云々より「見た目がめちゃ重要」だった話(CAAD13CandyRed)

どうも、痔主です。

ほんと悩みに悩んで、仕事中にも考えに考えて(仕事しろ)、一度フルカーボンロード発注して、お店に迷惑だけどフルカーボンロードをキャンセルして、やっとこさたどり着いた、CAAD13赤。

私は、最近中古ロード1台買ってはまったクチですが、2カ月足らず、早々に新車購入です。その経緯を残します。

初心者で新車ロードを買おうと思っている人に、興味を持っていただけるよう書いていきます!

 

①ずっと狙っていたCAAD13!・・・でも、赤は嫌だった

当初、トレックドマーネとブリジストンアンカーを現実的な候補としていたんですが、

「カーボンキラー」と評されるCAAD13、「なんやこれカッコいい!」とすぐに興味を示し、実は4月からCAAD13を狙っていたのでした。

ただカラーとしては、黒とかカーキとかおしゃれカラーであって、赤(Candy Red)は全く狙っていませんでした。

店舗在庫にもあることはわかっていましたが、偏見ですが、赤はやだ!と思って敬遠しておりました。ただ、店舗在庫は奇跡的になくならず残っていました。

 

②店舗で進められたSuperSixEvoDisc105が選択を惑わせる!

そんななか、高松市の某ショップで強くおすすめされたのがSuperSixEvo。

キャノンデールでかなり高い評価を得ている30万円台とお手頃なフルカーボンロード。加速は進化しており、なおかつ衝撃吸収性もある、優秀なオールラウンダー。

カラーはトラウトレインボー(TrautRainbow)

(↑写真は鹿児島県の鹿屋大学自転車競技部公式ツイッターより)

上は曇り空っぽいなかでのトラウトレインボーカラーですが、、、

R-Factoryさんブログより引用画像)

しかし、場所光の当て方でいろいろな表情を見せるんです。

店舗でも確認しましたが、とにかく美しかった。

・山に行くのが好きな私の用途にも合致。

・アルミロードをすでに一台所有しているので用途分けもOK。

気づけば私はこのSuperSixEvoで成約しておりました・・・・

ただ、成約後、なんだか胸がもやもやしていたのでした。

 

「良い選択をした。ロングライドにも向いてるし、きれいなトラウトレインボーだ」

と結論付けしたはずが、どこか後悔の念が・・・・どうしてだ!!!

 

後に気づきますが、

↓この「シンプル過ぎるフレームデザイン」と「ベース紫ということ」

それがもやもやの真相でした。

 

 

 

②実はCAAD13赤も好きになりつつあった・・・

実はSuperSixEvoを買うのではなく、CAAD13を制約するつもりでお店に訪問していました。それはなぜか。

「赤のロードバイクって実はかっこいいじゃん」ということに気づき始めたからです。

画像検索で出てくる赤のロードバイク。これが結構映える。なんだか見ていてわくわくしてくるんです。

上画像の左は、別カラーですが赤基調のCAAD13ですね(キャノンデールサイトより)。

これもなかなかやんちゃ感、もとい、大人しすぎなくて良くないか!?

(↑ツールドフランスハイライト動画より)
レース動画でも結構赤ロードは出てきます。ミーハー心に火が付きかけていたところでした。

 

③SuperSixEvoキャンセル。CAAD13赤に変更

「ロングライドにも向いてるし、きれいなトラウトレインボーだ」

と結論付けしたはずが、お店にご迷惑をおかけしながら翌日すぐにキャンセルしました。(組み立てに入る寸前だったのでたまたま変更できた・・・お店の方に申し訳ない)

 

前述のとおりSuperSixEvoのトラウトレインボーカラーでは、

「シンプル過ぎるフレームデザイン」と「ベース紫ということ」がネックになり

それがもやもやを生み出していました・・・

 

【キャンセルの理由詳細】

・SuperSixEvoの高剛性カーボンは用途に合うしめちゃくちゃ良いが、無地パープルは好みでない

・せめてメーカー名はフレームに入っていてほしい

・SuperSixEvoの性能だけで満足度が高まるとは想定しづらい

・もともと上位アルミモデルCAADが気になっていた

・わくわくする赤いロードバイクの良さを知った

・ツールドに興味を持ちレーシーな外観に惹かれている(独特なトラウトレインボーカラーはそこから外れてくる)

・脚力をしっかりつけて、ロードの中級者になってからでもフルカーボンは遅くないと考えていた

光加減でオレンジ系の赤や、深い赤にもなります。

やっぱり、赤、いいじゃないか・・・

 

 

そして、このような事態から、本日最もお伝えしたいこととして

「初心者にとって、『外観の格好良さ』は用途を度外視した魅力になりうる」

ということ。

 

SuperSixEvoからCAAD13に変更して注文しましたが、ホッとしています。逆にキャンセル前まではずーっと「画像を確認しまくっているが、だめだもやもやする!」の繰り返し。初心者にとっての見た目の重要度を肌で感じたのでした…

 

~おわりに~

新車選び、疲れました。

正直に言うと今回CAAD13も含め、キャンセルしてもいいと思いました。

というのもフォークカラーが赤でなく黒だからです。欲を言えば、「SuperSixEvoでレーシーなデザインの赤」だったらなんの不満もなかったといえます!

ただ、現在、コロナ禍、ウクライナでの戦争、物価高騰、半導体不足、などなど、入荷のストップや販売価格見直しなどが発生する可能性がまだ非常に高い。

なので仕方なく、このタイミングで、一番ぐっとくるもの、を選んだつもりです。

1台ある中古のピナレロだけで楽しむことも考えましたが、ロードの楽しさに気づき体調も良い今の時期にキャノンデールのアルミ加工技術がつまったCAAD13を味わえるなら、買うしかないだろ、ってかんじです。(SuperSixEvoで評判を高めたキャノンデールのカーボンですが、様子見でいいか)

まあ、高価な買い物なので、100パーセント満足は難しいものと割り切って納車を待つことにします。

 

で、余談ですが、よく話題になる「初心者はカーボンとアルミのどちらを買うべきか」、わたしはどっちでもいいと思います。

ネットではカーボン=割れやすい=曲者というイメージが定着してますが、お店で説明を聞くと、カーボンはそう「やわ」でないことがわかりました。

キャノンデールだとバリスティックカーボンといってカーボンの周りをガラス樹脂でコートする技術を開発しており、荷重試験によりアルミに負けない強度を実現したとの店舗説明を受けました。SuperSixEvoにはその技術が生かされており、そう簡単に割れることは想像できないようです。

また、販売員の方によれば、万能とみられがちなアルミも使い方次第で割れるおそれが十分あり、CAADも軽量なので当然割れるときゃ割れるようです。

つまり乗りやすいアルミロードは雑に扱ってはいけないわけです。

結果、アルミだろうとカーボンだろうと壊れてしまうリスクはいっしょだというわけです。

 

そこで、カーボン・アルミで迷っている人にアドバイスするとすれば

①デザインで決めたほうが良い(車体を見てうきうきする方

②デザインに愛着は持てるが、初心者が性能に愛着を持つのは難しい

③初心者の用途はまだこれから開拓することなので決めつけない(お店でロングライドしたいと言ったら、カーボン推しされてアルミの選択がなくなってしまう

③販売側は基本的にカーボン推しでくるので、惑わされないよう注意。(高いのでアルミより若干性能がいいのは当たり前)

 

長くなりましたが以上です。

色々書きましたが、いつかフルカーボンに乗りたいのは確かなことです!

いつかデザインのいいフルカーボンに乗れる日が来ることを願って、明日からお仕事したいと思います。