はじめてのロードバイク選びは中古のアルミロードでもいいか?

どうも、痔主です。

 

2021年夏に7万円のメリダクロスバイクを購入してから

すこーしだけバイクに興味を持ち始め、、、この4月ごろからロードバイク探しを始めた痔主。

で、ブログにもあるとおり、5月末までにピナレロの中古エントリーアルミロードを買いました。(2018年ネオールちゃん)

 

で、中古品を買ったことについて、ちょっとまとめておきたいと思い記事にしました。

(途中駄文が続くので、端折りたい人は最後の赤字部分だけ読んでくださればと思います)

 

①まず、痔主の性格、購入前の状況

急にこういう経緯でこれを買った、という話に入ってもいいのですが、前提として痔主の性格やら近況をまとめたいと思います。(痔主はこんなやつ。)

 

★資金、性格、趣味等について

・一人暮らしで結婚願望なしのモテないサラリーマンおじさん

・ゆえにロードバイク投資の制限が一般のパパさんに比べればゆるい

・30代、運動部経験あり、運動自体は好きなほう(マラソン等、ただ走るのは嫌い

・優柔不断でミーハーなところがあり、流行などの影響を受けやすいタイプ。ツールドフランスの中継をYoutubeで見て、何となくほしいロードの方向性が決まるレベル。

・若干のコレクター癖。(良品とわかれば2つ目を欲しがる。お気に入りのシャツとか)

・バスケットボールシューズに一時はまったが、現在下火。(ロードへの興味に移った?)

 

★人生観的なこと

・コロナ拡大、自分自身の精神系の難治疾患判明、などなどのせいで生き急いでいる。

・仕事がブラック要素強いので、来年勤続できているか不安がある。となると、楽しめる時期があるなら、今を優先すべきと思っている。

 

 

 

 

【本 題】初心者が中古ロードを1台目に買うことについて

個人的には、良いとこ5割、悪いとこ5割、なかんじがします。

整理していきます。

 

★中古メリット1「予算的にかなりラク

前回のブログ記事でも説明したとおり、初心者がロードを始めると、完成車以外に道具代が必要になります。ざっと完成車代と別に、4~5万はほしいところ。

最近は価格高騰で新車でそこそこのモデルとなるとアルミでも15~25万円くらいは用意しないといけませんので、そこから道具を買っていくと30万に迫っていきます。

しかし、

中古だとやや古めの型式にはなれど半額前後で手に入り、浮いたお金で必要な付帯道具を買えます。

私の場合だと、「ネオール13万円+道具代」、で20万円以内でロードに乗る状態に持っていけました。浮いたお金で高めのサイクルジャージを買い足したんですが、それがロングライドへのモチベを上げられることにも気づけたのでよかったですね。安い運動着ではあんまり気乗りしない自分のミーハーなところにも改めて気づけました(笑

 

★中古メリット2「心理的にもラク

初期導入が安いってことで、もし早期に飽きて続けられなくても諦めがつきやすいので、それを考えると心理的な負担もラクでした。

また、中古品なので、あまり機材の傷などにも気を使う必要がなく、おおざっぱな私にはかなりよかったかもしれません。輪行にももってこいです。

最悪、売るにしても、ジモティなんかで引き取りに来てもらえば配送の手間もいりません。中古探ししている人は結構いますから大丈夫です。

 

★中古メリット3「ビンディングを慣らすのに最適」

初心者の登竜門、ビンディングシューズ&立ちごけリスク。

これからビンディングシューズデビューするところなのですが、完全に練習台にすることができます。とりあえずビンディング慣れするには中古アルミは非常に良いと思います。

 

★中古メリット4「趣味にできるか判断しやすい」

私の場合、1カ月程度ですが毎週末50km超ライドをやってみて、

・山方面を攻めていると楽しい

・緑、田園風景を眺められて気分転換になっている

・睡眠の質が上がっている

・70kmを超えてくると筋肉が悲鳴上げるがそれでも楽しい

などなど、発見でき「十分趣味にできるな」と確信が持てました。

最初から無理して高額なロードバイク買うと、「趣味にできなきゃお金がもったいない」っていう感覚になり、楽しさを忘れちゃいそうな性格なので、そういう意味でも中古でよかったと思っています。

 

ここからは中古をおすすめしない理由も上げていきます。

××中古のデメリット1「大博打になる」

私はサイクルパラダイスさんで購入し、かなり良品の中古を手に入れることができました。(パーツも今のところブレーキパッドとハンドルテープ交換程度で済んでいます)

ただ、中古ロードの取り扱い元によっては、あらゆるパーツが弱っていて交換せざるを得ない、とか不運なケースも起こるようです。(メルカリとかはそうでしょう)

つまるところ、博打要素が強い!

サイト内の写真できれいな車体であることは確認できるにしても、試乗はできないので足回りに問題がないことは確認できないですよね。車体が届く⇒走ってみる⇒状態はどうか?!みたいな確認をたどりますが、結構心理的な負担になりましたよ。

 

⇒対応策

〇買う前に詳しい友人にも相談してみる

〇サイト上で気になることがあれば購入前にメール等で質問しておく

Youtubeなどで信頼できそうな中古サイトを見つけて買う

〇個人取引は博打度合いがさらに上がるのでできれば避ける(メルカリ等

〇コンポやフレーム素材など基本事項、中古品の定価などは下調べはある程度やって品定めする

 

××中古のデメリット2「部品消耗の進捗がわからない」

地味ですが、大事なことと思い書きます。

新車を買えば、新車購入時から各部品がすこしずつぼろくなっていき、交換時期の目安みたいなものを実感できると思います。「~km走って、消耗はこれだけ進むのか」とか、初心者にとってそういう感覚ってめちゃくちゃ勉強になると思うんです。

最初から中古を買うと、買った時点で消耗が始まっているのが普通だったりするので、些細な事ではありますが、そのへんの感覚が養えないのはもったいないのかなと思います。

⇒対応策

〇詳しい人に一度状態の良し悪しは見てもらう(パーツ交換の要否

 

××中古のデメリット3「結局、新車がほしくなる」

私のように、中古品でロードの良さを確信した場合に、短期で新車が欲しくなったりします。当初、「ロードバイクはまらないかもしれない」という理由で中古を買っているので、要は取り越し苦労となるケースです。

初期投資13万円、これはでっかいですよ。それこそ、中古品買っていなければフルカーボンロードも余裕で買えているという・・・・

そして、中古ロードって大体は型落ちですじゃないですか、つまり見た目が古い。これで余計に新モデルほしいという気持ちが強くなっちゃいます。

⇒対応策

〇試乗、または運動の好き嫌いや生活習慣など考え、趣味にできることが確信できるなら、中古より新車購入を検討する

 

 

メリットデメリットは以上です。

総括すると、「状態の良い中古アルミロードならハッピー、でも予算あるなら新車で」です。

自転車には命を預けます。どうしても中古!なのであれば、信頼できる売り手を探してから購入したいところ。それが大丈夫なら全然あり。

 

それと、うだうだ話してきたのに、全く述べていませんでしたが、中古にしろ新車にしろ

外観=「最重要事項」としてください。

サイクルガジェットさんはじめ、いろんなロードバイク関連の動画・ブログで結局「これ」で締められてます。

コンポの差だの耐衝撃吸収だのあらゆることがセールストークで出てくると思いますが、そんなもんはあまり初心者には体感できません。

私のピナレロちゃんについても、最近やっと路面衝撃のクセが感じられてきた程度。これも他人に言われて気づきました。ティアグラが105の下位グレードなのはよくわかっています。

でも、結局、明日乗りたくなる要因のメインは「外観、見た目」です。

 

以上、参考になればうれしいなぁ。